SWEET ALMONDS [スイートアーモンド]

科名:バラ科
和名:甘扁桃 (かんへんとう)
香りのイメージ:ほんのり甘く香ばしいアーモンドの香り
オイルの効能:皮膚軟化作用、水分保持作用、消炎作用、鎮痒作用

チョコレートにコーティングされお菓子になったり、ダイエット食品に利用されたりなどアーモンドは私たちの食生活に根付いています。
これら食用にされるアーモンドの多くは、スイートアーモンドに分類されます。

中東原産のスイートアーモンドは、約3~7mの高さまで成長する低木で春季にピンク色の花を咲かせ、淡緑色で柔らかい毛で覆われた果実をつけます。
現在は地中海沿岸やカリフォルニアなど温暖な気候で栽培されることが多く、日本では小豆島や鹿児島県、山形県などで栽培されています。

人の扁桃腺の形が、アーモンドの形に似ていることから和名を「扁桃(へんとう)」と名付けられました。
スイートアーモンドを「甘扁桃(かんへんとう)」、ビターアーモンドを「苦扁桃(くへんとう)」と呼びます。

アーモンドの実はたびたび旧約聖書に登場することから、古くから利用されてきた貴重な植物の一つであることがわかっています。
また古代ローマ時代には、スイートアーモンドのオイルがスキンケアに用いられていたといわれています。
18世紀にスペインの宣教師によってカリフォルニアに運ばれたアーモンドは、栽培に適した気候であったカリフォルニアに根付き、盛んに栽培されるようになります。
本格的に日本へ輸入されたのは1950年頃で、スイートアーモンドが使われたお菓子は子どもから大人まで人気を集めました。

アーモンドは核の中にある種子を食用とする核果類で、果肉は薄く種の中に入っている「仁」の部分が食用になります。
アーモンドには、抗酸化力が高く細胞や血管を元気にする役割のあるビタミンEのほか、肌や皮膚の粘膜を健やかに保つビタミンB1、B2や抗酸化作用が期待できるポリフェノールが含まれています。
アーモンドは、美しく健康的な体を手にしたいと願う方が必要な栄養素を多く持っているため健康食品や美容食品の原料となることも多いのです。

仁は、低温圧搾されるとスイートアーモンドオイル(精油)になります。
スイートアーモンドオイルは、どんなタイプの肌にも使用することができ、スキンケアやボディマッサージにも適しているキャリアオイルの一つです。
酸化を防ぐビタミンEやオレイン酸を多く含んでおり、精油自体も酸化しにくく肌や身体の中で抗酸化作用が働くため、エイジングケア効果が期待できます。

皮膚軟化作用があるスイートアーモンドオイルは、乾燥した肌を保湿する働きや、メラノサイトの活動を抑制する働きがあります。
日焼けや皮膚炎など肌の炎症全般に対する消炎作用もあり、湿疹や乾癬(かんせん)から発生するかゆみを抑えてくれます。

刺激が少なく使いやすいスイートアーモンドオイルは、子どもや敏感肌の人にも使え、ヘアケア製品や化粧品にも利用され安全性は高いオイルの1種ではありますが、ナッツアレルギーの方はパッチテストを行ってから使用するようにしてください。

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