ROSEHIPS [ローズヒップ]

科名:バラ科バラ属
和名:イヌバラ・ノバラ
香りのイメージ:無臭に近いが微かに酸味を感じる爽やかな香り
味:癖が無く少しの甘みとほのかな酸味があり柔らかい口当たり
効能:美肌作用・ 免疫力促進作用・利尿作用・緩下作用

ローズヒップは、地中海沿岸やヨーロッパ、西アジアが原産といわれるバラ科の植物のひとつで、 約3~4mに成長する低木の常緑樹です。5~6月に白や薄いピンクの花を咲かせた後、約2cmの卵形の果実をつけます。秋になると果実は熟し、収穫したものはジャムなどの加工品にされることが多く、乾燥させた果実の皮はローズヒップに利用されます。

ヒップは「尻」ではなく「バラの果実」という意味です。ローズヒップは、ローマ時代に狂犬病にも効くとされラテン語で「犬のバラ」を意味する名前がつけられたという説や、犬歯のような棘に覆われているためこの名がついたという説があります。英語では、ドッグ・ローズと呼ばれ和名もイヌバラです。

レモンの20倍ともいわれるビタミンCを含むことから「ビタミンCの爆弾」と呼ばれるローズヒップは、第二次世界大戦中に、ビタミンC不足による壊血病が蔓延していたイギリスを救ったことから、世界中にローズヒップの高い健康効果が広まった歴史もあります。

現在ヨーロッパを中心に、ビタミンCを豊富に含むローズヒップを熱湯で煎じてお茶として飲む習慣があります。ドイツでは、ハイビスカスの花を乾燥させたものとブレンドして飲むのが一般的です。

ビタミンCは熱に弱いとされていますが、ローズヒップに含まれるビタミンPの働きによって熱湯を注いでもビタミンCが壊れることはありません。そのため、ビタミンCを多くとりたいときにはローズヒップティーで補うのがおすすめです。

ローズヒップに豊富に含まれるビタミンCは、メラニン⾊素の⽣成を抑える効果だけではなく⿊⾊メラニンを脱⾊するため、美⽩効果や美肌効果が期待できます。またビタミンCは強い抗酸化作⽤を持っているため、免疫⼒を⾼めると⾔われています。

ビタミンC以外にも、マンガン・マグネシウム・カルシウムなどのミネラル類や食物繊維も多く含まれるローズヒップは、健康維持したい場合にとりたい食用ハーブのひとつといえます。ローズヒップティーとして市販されているものも多いため、健康や美容などセルフケアしたい場合にも気軽に取り入れることができるでしょう。

ローズヒップには、ペクチンやフラボノイドといった成分が含まれており、緩下作用や利尿作用があり便秘解消効果が期待できますが、飲み過ぎると逆に下痢や腹痛の原因になる場合があります。胃腸の弱い方や下痢になりやすい方は、少しずつ様子を見ながらローズヒップティーを楽しむようにしましょう。

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