MANDARIN [マンダリン]

科名:ミカン科
香りの種類:トップ~ミドルノート
香りの効能:美白作用、セルライト改善作用、食欲増進作用、鎮静作用
香りのイメージ:ホッと安心感を与えてくれる柑橘系で甘いフローラルな香り

マンダリンというと聞きなじみがないかもしれませんが、「ぽんかん」や「温州みかん」ならご存じではないでしょうか?
みかんの皮をむいたときに漂う柑橘系のフレッシュな香りに癒される方は多いかと思います。
マンダリンは日本名を「ぽんかん」といい、「温州みかん」はマンダリンの仲間の一種です。

マンダリンは、インドのアッサム地方が原産で、白い花を咲かせる高さが2m以下の常緑低木です。
人工的に組み合わせて交配したマンダリンが世界各地に伝わったと考えられており、中国経由で日本にも伝わったといわれています。

マンダリンは、古代インド・アーリア語に属する言語であるサンスクリット語で「指導者」を意味する言葉に由来しており、中国では「高僧」を指す言葉でした。
高級官僚が尊敬の証に皇帝へマンダリンの果実を献上していたことから、その果実を「マンダリン」と呼ぶようになったといわれています。

シンガポールでは、旧正月にマンダリンを親類や友人で交換する習慣があります。
これは、お互いの福をもらいあうことで幸せを願うという文化です。
中国語で、マンダリンは「桔」と書き「吉」の字が入ることから縁起のよいものとされ、中国では春節にマンダリンの盆栽を買う風習があります。

マンダリンの果皮を乾燥させたものは「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれ、漢方薬の原料のひとつとして用いられています。
果皮から圧搾法で抽出された精油は「マンダリン・オイル」と呼ばれています。
甘くフルーティーな香りを持つマンダリンは、果実としてだけでなく洋菓子の香り付けや香水にも使われています。

マンダリン精油は、柑橘系精油の中でも一番甘い香りで気分をリフレッシュさせ幸福感を与えてくれます。
また、癖がなく幼児から高齢の方まで幅広く使える精油といえます。
甘く優しい柑橘系の香りがイライラや緊張を解きほぐし、情緒を安定させてくれるため不眠におすすめです。
子どものかんしゃくには、マンダリン精油とローマンカモミール精油を無水エタノールに溶かし、精製水を加えてルームスプレーを作り、寝る前に寝具に吹きかけると子どもの寝付きを助けてくれるアイテムとしてもおすすめです。

マンダリン精油には、リモネンやγ-テルピネンが含まれており、血行促進作用があることからむくみやセルライトの解消に利用されることもあります。
また細胞の成長を促す作用で、肌をなめらかに整えシワの目立たない肌へ導くため美肌作用が期待できます。

一般的に柑橘系精油には光毒性があるといわれますが、マンダリン精油は光毒性が極めて低いといわれています。
光毒性は低いですが、敏感肌の方や肌の調子が不安定な方は、念のため使用したあとは直射日光には当たらないようにしてください。

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