LEMON BALM [レモンバーム]

科名:シソ科
香りの種類:ミドルノート
香りの効能:不眠改善作用、抗ウィルス作用、抗ヒスタミン作用、鎮静作用
香りのイメージ:若草のようなほんのり甘いシトラスのすっきりした香り

レモンバームは、30~60cmに成長し、シソに似たギザギザの縁色の葉をたくさんつける南ヨーロッパ原産の多年草です。
白やピンク、黄色の小さな花を咲かせます。葉が枯れても根が枯れなければ翌年には新しい葉をつけ、こぼれた種でも増えるほど繁殖力のある植物です。

レモンバームの日本名は、香水薄荷(コウスイハッカ)や西洋山薄荷(セイヨウヤマハッカ)と呼ばれ、収穫した葉をハーブティーにして楽しめますし、料理の風味付けや入浴剤などさまざまな使い方ができるため家庭菜園にもおすすめです。

レモンバームの学名は「メリッサ」ですが、これはミツバチがレモンバームを好むためギリシア語で蜜蜂を意味する「メリッサ」という言葉が由来しているといわれています。
またギリシア神話には、全知全能の存在で神々の王であるゼウスが幼少期にメリッセウスという蜜蜂男の娘「メリッサ」に蜂蜜を与えられ育ったというストーリーがあります。

レモンバームの葉はレモンに似た甘い香りがあり、女王蜂が引き寄せられることからレモンバームのハーブは養蜂の世界では重宝されてきた歴史があります。
古くは、約1000年前にギリシャ人医師ディオスコリデスが執筆した「薬物誌」に、サソリや毒グモの解毒剤としてレモンバームの有効性が書かれており、その頃からハーブとしてだけではなく薬用植物として利用されていたことがわかっています。

ドイツでは、神経性不眠症や消化器系の病気に対して有効性が認められており、鎮静効果や鎮痛効果が期待されています。
また、記憶力や学習力の低下を改善することが脳の神経伝達物質についての研究から分かっています。

育ちやすく繁殖力が強いためレモンバームのハーブは安価な一方で、レモンバーム精油は1kgの精油を抽出するのに約5tの葉が必要で、採油率が極端に低いことから高価です。
そのため市販されているレモンバームアロマの中には、レモングラスやレモンバーベナ、レモンなどをブレンドしているものも少なくありません。

レモンバーム精油に含まれる成分アルデヒド類に鎮静作用があるとされているため、前向きな気分になりたいときや眠りが浅く不眠が続いているときは芳香浴がおすすめです。
また、レモンバーム精油成分の多くに抗ウイルス作用が期待されているため、芳香浴をすることで風邪やインフルエンザ予防としても役立つと考えられています。

ただしレモンバーム精油は、月経を正常にする働きがあるため妊婦の方は使用を控えた方がいいでしょう。
また、皮膚や粘膜を刺激する可能性があるテルペン系アルデヒド類を含むため敏感肌の方は注意が必要です。

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