JOJOBA [ホホバ]

科名:シモンジア科シモンジア属
和名:ホホバ
香りのイメージ:ほぼ無臭で微かな香ばしい香り
オイルの効能:抗酸化作用、保湿作用、抗炎症作用

原種のホホバは北米大陸が原産地で、南米やメキシコ北部の乾燥地帯に自生する丈が低く幹が発達しない常緑性の植物です。
寿命は100~200年といわれ、雄木と雌木があり約60~90cmに成長します。

乾燥地帯の砂漠でも水分が失われないよう、厚くて濃い緑色の葉と緑色から茶色に変わった後に裂け地面に落下する果実を持っています。
厳しい環境下でも育つ生命力のある植物のホホバは、砂漠化の進行を抑えるために植樹されることもあります。

ホホバはつい最近までJojoba(ジョジョバ)と呼ばれていたのですが、学者と原産地の原住民であるパパゴインディアンたちが「Jojowi(ホホウィ)」と呼んでいたことから「ホホバ」と名を変えていきました。
日本においても、「ジョジョバ」の名で化学大辞典に記録されていますが、現在はホホバという名が一般的になりました。

ホホバの種子は油分が豊富で、透明で黄色の液状が含まれています。
乾燥した種子から圧搾法によって抽出されるのがホホバオイルです。

メキシコとアメリカ南西部の先住民であるプエブロ族は、強い日光から肌と髪の毛を守るためにホホバオイルを使用していたり、温めたオイルを身体に塗り体調管理をしていたといわれています。
また南米地域の先住民は「金の液」、アメリカンインディアンたちは「聖薬」と呼び身体に使用していた歴史があります。

ヨーロッパからアメリカ大陸に渡った初期の開拓移民者たちは、ホホバの種子を非常食にしたり、火で焙ってコーヒーの代用品にしたりと重宝していました。

近年、日本においてもホホバオイルはスキンケアやヘアケア、マッサージオイルとしてさまざまな使い方があることでも注目されています。
ホホバオイルは、比較的粘性が低くさらさらした使い心地のキャリアオイルであることや、腐敗や酸化せず数年間保存できるのが特徴です。

ホホバオイルは、植物のなかでもトップクラスの「ワックスエステル」含有量があります。
人の肌の表面の角質層にも約20~30%のワックスエステルが存在しており、肌なじみのよさから乾燥肌でも保湿効果を実感しやすいです。
ホホバオイルには、抗酸化作用が高いといわれるビタミンEも豊富に含まれているため、シワやたるみなどの肌トラブルを防ぎ、エイジングケア効果が期待できます。

ほとんど香りがないホホバオイルは、どんな精油も香りを引き立ててくれます。
白檀の香りが豊かなサンダルウッド精油とも相性がよいため、この2つをブレンドしボディジェルやバスエッセンスとして利用するのもおすすめです。
酸化や劣化がしにくいホホバオイルですが、10~15℃以下で凝固してしまうため、冬場などの低温下での扱いに注意が必要です。

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