GINGER [ジンジャー]

科名:ショウガ科
和名:ショウガ
香りの種類:ミドルノート
香りのイメージ:みずみずしいショウガのピリッとしたスパイシーさの中に温かみがある香り
香りの効能:食欲増進作用、消化促進作用、血行促進作用、新陳代謝作用

和名が「しょうが」であるジンジャーは、日本や世界でも古くから食用としてだけではなく、薬草として利用されてきました。

熱帯性の多年草であるジンジャーは、約60~120㎝まで成長し150種類ほどあるといわれています。
原産地は厳密には不確定で、長きに渡りインドにあるgingi(ジンギ)地方が原産地ではないかという考えもありますが、熱帯アジアが原産であるという説がもっとも有力です。

しょうがは西暦500年前後に中国の「神農本草経」に登場し、インドでは紀元前300~500年頃には利用され、インドの古い医学の書物には「しょうがは神からの治療の贈り物である」という一文があります。
ジンジャーが日本に伝わったのは、弥生時代末期だといわれ「古事記」にも登場していることから日本人には古来から馴染みのあるハーブだったといえます。

しょうがは、みょうがと一緒に大陸から伝わったとされており、その際に香りが強い方を「兄香(せのか)」香りが弱い方を「妹香(めのか)」と区別していたことから「ショウガ」と「ミョウガ」になったという名前の由来があるのです。

イギリスで14~17世紀にペストが流行した際には、ジンジャーを多く食した人は亡くならなかったということがあり、国王がジンジャーが入ったパンを作るように命じた歴史があります。
それがきっかけとなり、イギリスや欧米では、ジンジャークッキーやジンジャーブレッドが一般的になったのです。
日本では寿司にガリを付けますが、殺菌作用があるしょうがを生魚と一緒に食べることで食あたりを防ぐためともいわれています。

しょうがは、食すると体がポカポカすることでも有名ですが、生のしょうがにはジンゲロールが多く含まれ加熱することで、ショウガオールという成分に変化しそれによって血行促進作用が働きます。
体を温める効果から冷え防止も期待でき、新陳代謝も良くなることからむくみ防止にも役立ちます。
またジンゲロールには抗酸化作用があり、血管の老化や細胞やDNAの酸化を抑えてくれると考えられています。

ジンジャー精油の芳香成分であるジンジベレンには、消化機能を高める働きがあります。
食欲不振や消化不良のときには芳香浴などで利用するとよいでしょう。

勉強や仕事で集中したいときには、ジンジャー精油がおすすめです。アロマディフューザーなどを利用した芳香浴で、ピリッとした香りが集中力や記憶力を高めてくれます。
それ以外にも寝不足が続く日などを解消したい場合には、ジンジャー精油をお塩に1~2敵垂らしてバスソルト(入浴剤)を作り、湯船で利用すると体が温まり入眠しやすくなります。
ただし、香りが強かったり、皮膚刺激を感じる方もいるため、用法用量を守り使用しましょう。

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