CINNAMON [シナモン]

科名:クスノキ科ニッケイ属
香りの種類:ミドル~ベースノート
香りの効能:防腐作用、血行促進、消化促進作用、リラックス効果
香りのイメージ:甘くスパイシーな香りは、気持ちを癒し高揚させてくれる

「古代ローマ時代から存在する古き歴史を持ったシナモン」

洋菓子のシナモンロールやアップルパイなどに使われるスパイス「シナモン」は、インドネシア原産で多年性の樹高13m程になる常緑樹です。和名は、セイロンニッケイです。

「クローブ」「ペッパー」と共に世界3大スパイスの一つといわれ、18世紀以降にオランダ人によってスリランカで栽培が始まり、その後インドにも伝わります。
インドカレーにはミックススパイスの「ガラムマサラ」が欠かせませんが、ガラムマサラの主要スパイスはシナモン・グローブ・ナツメグです。
インドでは、多くのスパイスが利用されますが、シナモンはインドの人々にはポピュラーなスパイスとして親しまれています。

古くからさまざまな文化の中に登場しているのもシナモンの特徴です。
例えば、古代ローマでは寺院の装飾に使用されていましたし、古代エジプトではシナモンが持つ防腐作用と殺菌作用を利用し、ミイラを保存する薬剤として使用されていました。

旧約聖書にもシナモンが登場します。また、古くから寺院の薫香にも使われていました。
このように長い歴史を持っているシナモンには、邪気や悪魔を追い払うための魔除けとしての役割があり、幸運を引き寄せる縁起のいいスパイスとして現在も利用されています。

シナモンはスパイスとしてだけでなく、中国では漢方としても利用されています。
それ以外の利用方法はシナモンリキュールやシナモンパウダー、精油などがあります。
樹皮からはシナモンバーク精油が、葉からはシナモンリーフ精油が水蒸気蒸留法で抽出されます。

樹皮と葉から抽出された精油はそれぞれ成分や香りの印象が違いますが、どちらにも強い芳香があります。
シナモンリーフは、シナモンバークに比べると強く甘い香りが特徴です。
シナモン精油は、一般的に用いられることが少なく、中でもシナモンバークは流通もほとんどないといわれています。

シナモン特有のスパイシーかつ甘い香りは、心に活力を与えたり気分を高揚さたり、気持ちを高め前向きにさせる効果が期待できます。
刺激の強い香りのシナモン精油は、柑橘系の「オレンジ」やハーブ系の「カルダモン」「バジル」などと相性がよく、これらの精油とのブレンドがおすすめです。

シナモンから得られるシンナムアルデヒドやオイゲノールは、殺菌・殺虫剤の原料としても利用されている成分です。
シナモン精油を数滴垂らして定期的に芳香浴することで、シナモンの強い殺菌作用により虫除けやカビ防止になります。

ただし、猫や犬除けの製品にも含まれる成分のため、ペットを飼っている場合は注意が必要です。
また、少量でも強い殺菌作用を持つシナモン精油は、皮膚刺激や陣痛をうながしてしまう場合がありますので、幼児、妊娠中、授乳中の方は使用をお控えください。

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