CASSIS [カシス]

科名:ユキノシタ科スグリ属
和名:黒すぐり
香りのイメージ:フルーティーで甘酸っぱい香り
カシスの効能:抗酸化作用

カシスは、高さ1.5m程度の落葉の低木です。直径1cmほどの果実を実らせるベリー類のひとつで、通常は果肉が食用とされますが、種や葉も食用に用いられます。
赤黒い果実は香りが高くとてもフルーティーです。
葉を揉むと心地よい香りを放ちます。
カシス「Cassis」とはフランス語で、日本語では「黒すぐり」、英語では「BlackCurrant」と呼ばれています。
さわやかな酸味と香りが特徴的なカシスは、生食には向かず、また収穫後劣化が進みやすいので乾燥品やジャム・リキュールなどに加工して用いられています。
ヨーロッパの中部から北部が原産で、近年日本では青森県を中心に全国で栽培されています。

カシスは16世紀後半から17世紀にかけて活躍したスイスの植物学者ガスパール・ポアンによって食用になることが紹介されたようです。
当時の医療としては天然の産物の中から薬的な効果がありそうなものを見つけ出し、薬草等として病気の予防や治療に用いることが一般的でした。
そんな中でカシスもこのような利用が期待され積極的に用いられるようになりました。
ヨーロッパでは、古い文献にも出てきて、長生きや若返りにつながる「長寿をもたらす万能薬」としても認識されています。

昔から民間薬として用いられてきたカシスですが、今では科学的に分析され十分な根拠があることがわかっています。
カシスには、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが多量に含まれる他、ビタミンやミネラルなどの有用な機能性を発揮する成分が豊富に含まれることが明らかになっています。
カシスは他のベリー系の果実に比べても、『アントシアニン・ビタミンC・ミネラル』などが豊富に含まれており、これらの成分が協調して相乗的な抗酸化機能を幅広く発揮することが期待されています。

「アントシアニン」には青紫色の色素を持つ成分。
血行促進の効果があり、毛細血管の血流をスムーズにしてくれたり、抗酸化作用にも優れています。カシスを長期にわたり摂取することで、視覚機能を維持する働きを持ち、目の病気や緑内障の進行を防ぐ効果があるといわれています。
またカシスに含まれるポリフェノールやビタミンCも抗酸化作用に優れ、老化防止に効果を発揮するため、美肌や健康維持など若々しさをサポートしてくれます。
ただ水に溶けやすい性質を持ち長期効果は維持できないので、毎日こまめに取り入れる必要があります。
ジャムやジュース、リキュールやカシスパウダー・サプリメントなど日常に取り入れやすいものを選ぶのがおすすめです。
(カシスは食品として摂取することに関しては、特別な副作用などはありませんが、加工品を摂取する際は、砂糖や果糖の取りすぎにも注意が必要です。)

食用以外では、キャリアオイルとしても活用されています。
あまり見かけることはないかもしれませんが、カシスオイル(別名:ブラックカラントオイル)は、アンチエイジングに優れており、肌の老化やシワ肌、乾燥肌のケアにおすすめです。
また、カシスエキスはヘアケア商品や化粧品にも多く使用されることも多く、手軽に取り入れることができるのでフレッシュな香りやカシスの持つ作用を楽しんでみるのもいいかもしれません。

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