BUTCHER’S BLOOM [ブッチャーズブルーム]

科名:ユリ科
和名:ナギイカダ
香りのイメージ:甘さのなかに爽やかさを感じることができる香り
効能:むくみ改善・利尿作用・血流を促す作用

ブッチャーズブルームは、ヨーロッパにおいて2000年以上前からメディカルハーブとして利用されてきた歴史があります。現在でもドイツでは、医薬品として認められおり、ヨーロッパ諸国を中心に民間薬として用いられています。

「肉屋のほうき」という意味を持つブッチャーズブルームは、20世紀までイギリスにおいて、実際に肉屋でほうきとして利用されていたことから名づけられ、和名はナギイカダといいます。

日本には1860年代明治初期に、ヨーロッパから観賞用として伝えられたといわれています。葉と茎の両方を合わせ持った器官があり、葉のように見える葉状枝に花が咲く珍しい植物です。新芽はアスパラガスのようで食べることも可能ですが、独特な苦味があります。

ブッチャーズブルームは、北西ヨーロッパや地中海沿岸が原産地で成長すると約20~40cmになり、白色の花を咲かせた後に直径6~10cm程の赤色の果実をつけます。

ヨーロッパでは、ブッチャーズブルームの根が利尿作用や便秘解消の効果があるとされてきましたが、1950年代には、ブッチャーズブルームの茎根には、ルスコゲニンとネオルスコゲニンと呼ばれるステロイド成分が含まれていることが発見されています。ルスコゲニンとネオルスコゲニンは血管を収縮させ炎症を抑える働きがあるため、関節炎やリウマチによる腫れや痛みの緩和、末梢血管での血液の滞りを軽減させるために用いられるようになったのです。

ルスコゲニンやネオルスコゲニンは強い抗酸化力を持っているとされ、体内の脂質やコレステロールの酸化を防ぐだけではなく、毛細血管を広げ血流を促す作用があり体を温めるため冷えを解消する効果もあります。それ以外にも、血流を促すことで血圧を下げる働きが期待でき、動脈硬化・心筋梗塞・脳卒中など血管が詰まることで引き起こされる病気を防ぐといわれています。

ブッチャーズブルームの茎根はデトックス作用のあるハーブとしても利用され、ハーブティーはむくみや炎症などに効果があるとされ、ヨーロッパを中心に親しまれています。

ブッチャーズブルームは、ハーブティー以外にもブッチャーズブルームのエキスを使用したクリームや軟膏、ゲルなどの外用としても市販されています。

ブッチャーズブルームは安全性の高い植物とされていますが、タンニンが含まれているため場合によっては吐き気や嘔吐の原因になることがあります。また妊娠中や授乳中の使用は胎児への影響があるいう一説もある為、飲用や使用についてはかかりつけ医に相談することをおすすめいたします。

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