ナリンとの出会い(1回目)- 武田将人

こんにちは。スターティス代表の武田です。
これから数回にわたってナリンとの出会いについてお話ししたいと思います。

ナリン社に最初に訪れたのは2012年2月です。
2月のスイスということで極寒を覚悟して雪だるまのように着込んだ私は、空港に着くなり他の人たちとの装備の差に気付いて気恥ずかしかったのを覚えています。それはビジネスで来ていたにもかかわらず、これからマッターホルン(スイスを代表する登山の名所)に挑む外国登山客に「君はどの山にアタックするんだい?」と声掛けられたほどです。

空港といえば、私だけかもしれませんが、最初に機内からスロープに一歩踏み出した瞬間、自分の体がスロープにかかって軋む音を立てながらもしっかりと異国に足を踏み入れた実感がわく瞬間、直感的に「この国好きだ!」と感じることがあります。
スイスのチューリッヒ空港にはじめて着いたときは直感的にそう感じました。以来、何年も経ちますが、スイスのことがどんどん好きになっています。他にも同じように感じたのはイギリスのヒースロー空港です。逆に「ちょっと苦手かも」と思ったのはロサンゼルス空港やドバイ空港でした。単に暑いところが苦手に感じただけかもしれませんが(笑)。

日本とスイスは共通点が多いように感じます。なかでも到着してすぐに感じるのが空港のきれいさ。飛行機で移動する場合、当たり前ですが空港を出発し、空港に到着します。日本の空港はとてもきれいで、トイレの隅々まで清掃が行き渡っています。チューリッヒ空港もゴミ一つ落ちていなくてきれいです。細かい部分を覗くと日本に軍配が上がりますが、それでも今まで訪れた国のなかでは断然きれいです。

次の共通点は時間の正確さです。時間に余裕があるときは空港内のカフェでコーヒーを飲むのが好きなのですが、コーヒーを注文して「2分後に出来上がります」という店員の言葉が正確なのです。日本は正確であることの重要性を認識しているからか、「すぐに出来上がります」と詳しい時間の約束をせず、でも、待つことに苦痛を感じる間もなく出来上がります。これがアメリカだと5分、南米だと10分待って出来上がらないので尋ねると忘れてたという経験をした私にとって、スイス人の時間に対する正確さには親近感が沸きます。

ナリン社はチューリッヒから電車を1回乗り継ぎ、さらに車で移動したスイスアルプスの麓にあります。九州と同じ位の大きさのスイスでは、大都市チューリッヒであっても電車で1時間離れると一面緑の広がる自然な景色に様変わりします。

そんな先で降りる、冬本場はあたり一面雪に覆われるであろう駅においても、電車の来る時刻、出発する時刻が正確なのです。待ち合わせ時間ぴったりに来るスイス人の根底には、きれい好きと時間へのストイックさを併せ持つ勤勉さがあるのだと思います。

ナリン社まではあと少し。
次回はナリン社の様子をお届けします。

この記事のライター

武田将人
スターティス株式会社 代表取締役
スターティス https://www.stytice.com

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